誰もがいのちを守り合う「inochiのペイフォワード」

共創チャレンジ

2021.06.03

法人

チーム名WAKAZO
共創メンバー木島 優美(代表/東京医科歯科大学医学部医学科3年)
小島 祐依(副代表/日本医科大学医学部医学科2年)
飯塚 遼馬(副代表/東京学芸大学附属国際中等教育学校卒業)
平本 京嗣(コアメンバー/慶應義塾大学医学部医学科5年)
佐野 歩里(コアメンバー/東京医科歯科大学医学部医学科2年)
近間 仁美(コアメンバー/大阪大学医学部保健学科看護学専攻4年)
増田 奈保子(コアメンバー/大阪大学医学部医学科4年)
平野 大貴(メンバー/日本大学歯学部歯学科5年)
安藤 和泉(メンバー/トロント大学教養学部1年)
中井 洸我(メンバー/徳島大学医学部医学科3年)
高岡 亜瑠(メンバー/神奈川県立保健福祉大学保健福祉学部栄養学科1年)
河内 はるき(メンバー/東京医科歯科大学医学部医学科4年)
長田 優斗(メンバー/埼玉医科大学保健医療学部臨床工学科3年)
重松 真菜(メンバー/久留米大学医学部医学科3年)
中本 好乃(メンバー/神戸大学医学部保健学科看護学専攻2年)
上芝 彩季(メンバー/智辯学園和歌山高等学校1年)
松井 瞳(メンバー/東京医科歯科大学歯学部歯学科1年)
麻生怜子(メンバー/東京医科歯科大学医学部医学科1年)
主な活動地域日本 / 大阪
活動テーマ科学技術、バイオテクノロジー / 健康・医療(ライフサイエンス、ヘルスケア) / 感染症対策 / 地域活性化 / ものづくり、サービス / コミュニティ・まちづくり、住まい / 循環型社会、サーキュラーエコノミー / ダイバーシティ、インクルーシブ / ロボット、AI / Society5.0 / DX(デジタルトランスフォーメーション) / 海外支援・協力、国際交流 / 大阪・関西万博の内容周知、テーマや意義の発信 /

私たちの共創チャレンジ

「inochiのペイフォワード」とは、データ駆動型社会の中で「自分のヘルスケアデータを誰かのために提供したい」という意志あるデータ提供を普及させることで、直接的に救われるいのちに加え、データ共有の積み重ねによる技術革新によって、社会全体のいのちが守り合われるような未来社会を実現するためのデザインです(WAKAZOが考案しています)。
「ペイフォワード」とは、多くの人の中で親切の輪が広がっていくことを意味します。私たちは「inochiのペイフォワード」を通して、人々が誰かのいのちを守りたいという思いからデータを提供して研究・開発が進み、社会全体でいのちを守り合うことを目指しています。
2025年の大阪・関西万博のタイミングでこの概念の大規模実証実験を行い、データに対する人々の考え方を「結局使われ方が不透明でよくわからないもの」から「いのち輝く未来社会のために共有・活用すべきもの」に変革したいと考えています。

未来への宣言

「inochiのペイフォワード」によって、人々が誰かのいのちを守りたいという思いを持ってヘルスケアデータを提供することを促進する。誰もがいのちを守り合い、いのちが輝く未来を創造する。
私たちは万博のタイミングでの実証実験を通じて若者の躍動を世界中に伝播させ、若者の手で「いのちを守り合う循環」が生まれる未来にしていきます!

きっかけ

多くの人がコロナ禍を経験して、データの利活用がいのちを守ることに非常に重要な役割を果たすことに気付いたと思います。感染状況がデータによって把握され、適切に反映されれば、多くのいのちを守ることができます。
しかし、私たち一般市民にはデータを提供したいと思うきっかけがなく、自分のデータがどのように社会の役に立っているのかわかりにくく感じている人が多いと思います。そこで、「未来社会の実験場」である万博を通して、私たちはこのデータに対する考え方を変え、自らデータを活用しいのちを守りいのちが輝く新たな未来を創造したいと思い、「inochiのペイフォワード」を考えました。

取組の展開

今後展開したい地域・方法まずは2021年に大阪にて一度小規模で「inochiのペイフォワード」の実証実験を行い、実際にいのちを守り合うことが可能か検証します。
その後仮説検証を繰り返し、2025年の大阪・関西万博のタイミングで大規模実証実験を行い、万博やパビリオン来場者のヘルスケアデータを「誰かのいのちを守るため」という思いから共有してもらいます。その後も追跡調査を行い、新しい治療法の開発・病気の早期予防などを実現させ、データによりいのちを守り合うことを実現させます。同時に、万博来場者世界80億人と一緒に「inochiのペイフォワード」によるデータを活用したいのちの輝く未来社会を共創します。
そして万博のタイミングでの実証実験を通して、「inochiのペイフォワード」のいのちを守り合う概念を世界中に浸透させ、いのち輝く社会インフラを創りあげようと思ってます。
共創を希望する方々「inochiのペイフォワード」の理念に共感し、一緒に活動を進めてくださる方々と、さまざまな観点からの共創ができればと思っております。

・参加者:データを提供する参加者への広報や取りまとめ
・場所:データ収集会場の提供
・物品:ウェアラブルデバイス等日常のヘルスデータを取得できる機器の貸与など
・研究:提供されたデータの管理や解析
・メディア:広く一般に向けた発信
・政策:政策提言に向けたご助言やネットワーク
・アドバイス:さまざまな立場・経験からのご助言

大阪・関西万博のテーマとの関わり

人々がデータを共有することで、今は守ることのできないいのちを守り合うことができる(saving lives)。いのちを守り合うことでデータを提供する側と提供される側の間で共感が生まれる。誰かのデータ提供によっていのちが守られることで、つながりを感じ自分のいのちに力が与えられる(empowering&connecting lives)。
これらによってこそ、人々がいのちを守り合い、いのちが輝く未来社会が達成される。

SDGsとの関わり

「inochiのペイフォワード」によって、人々がいのちを守り合い、いのち輝く未来社会が達成され、全ての人々が健康、福祉を受ける社会が実現される。(③)
「inochiのペイフォワード」が新たな社会的インフラとして実装されることで、新たなヘルスケア分野の事業に取り組む企業へもヘルスケアデータが届けられ、人々の命を守る新たな取り組みが生まれる。(⑨)
「inochiのペイフォワード」によって世界中にいのちを守り合う循環を生み出し、住み続けられるまちづくりに貢献する。(⑪)

お問い合わせ先:wakazo.creative@gmail.com(WAKAZO公式メールアドレス)