蓄光印刷技術を用いた明るい世界作り

共創チャレンジ

2021.08.03

個人

チーム名OPPC&FCE&隆華
共創メンバー靏巻京彦(真丸特殊紙業株式会社)、古川幸作(FCE株式会社)、曽衛斌(株式会社隆華トレーディング)、渡辺信二(真丸特殊紙業株式会社)、姉崎和彦(真丸特殊紙業株式会社)、稲生賢人(真丸特殊紙業株式会社)
主な活動地域日本
活動テーマ安全・防犯、セキュリティ / エンターテイメント / 観光、インバウンド / 生活用品、ファッション / 防災・減災 /

私たちの共創チャレンジ

明るい所で光を蓄え、暗い所で発光する蓄光顔料を印刷したフィルム・材料を用いて、停電時にも真っ暗にならない壁紙、パッケージ等の偽造防止、レインコート・ショッピングバックへの活用による暗い中での安全性向上など、美粧性+機能性を活用した事故防止策を推進し、安心安全な「明るい世界作り」に挑戦します。

未来への宣言

エネルギーを使用せずとも機能的な効果を生み出せる蓄光印刷の技術を用いて「いのち輝く未来社会のデザイン」の創造に貢献します。

きっかけ

グラビア印刷の技術を追求し蓄光印刷を特許申請しました。商品展開をイメージした際、①壁紙に活用で停電時も真っ暗にならないので安心、②同様の物を作れないため、お土産品等のパッケージに使用する事で公式物品としての識別、偽造防止効果がある、③レインコートに使用して安全性を高める、④ショッピングバックに使用し、暗い所に行っても認識しやすい、などの美粧性のみではなく機能性を持つ技術である事、僅かでも事故防止や安心安全に貢献できる事を認識し、万博の機会を通じて安心安全な「明るい世界作り」を世界中に普及したい、と考えました。

取組の展開

今後展開したい地域・方法現時点で商品化できるのは、食品等のパッケージ、ショッピングバック、封筒だけですが、それ以外の分野にも広げていきたいです。グラビア印刷は、建材、雨具、缶・容器等、メーカー様との連携により様々な製品を生産可能なので、食品メーカーに限らず、あらゆる分野に展開したいと考えています。共創いただける方々と活動エリアを世界中に広げていきたいと考えております。
共創を希望する方々壁紙や建材の加工、パッケージや容器、缶、傘、うちわ等の加工が可能なメーカー、加工した部材の許認可をお手伝いしてくださる方、蓄光印刷を施した製品を市場に流通していただける方を探しています。

大阪・関西万博のテーマとの関わり

明るい所から暗い所に持って行く、ライト等で照らした部分だけ光るので、デザインや演出要素も広がる。また機能性を付与でき、例えば蓄光壁紙を貼った無窓の施設は、停電時にも壁が光るのでパニックも起きないし人が衝突する事故も防げる。暗い所で光るショッピングバックや封筒は、暗い路地に入っても光っているので交通事故防止に役立つ。レインコートはテーマパーク内で着ると行列でも傘を差さずに済むので他の方に傘がぶつかる心配がないし行列も短くなる。お土産等のパッケージの偽造防止は、ブランド価値や製造者を守る手段として社会的に役立つ。安心安全の付与は、いのち輝くという万博のテーマに沿っていると思います。

SDGsとの関わり

現在ある商品に特許技術をプラスして新しい物を生み出す技術革新を行います。その為には我々では作れない物を作ってくださる、流通してくださるパートナーは必須です。結果、経済成長を促進する効果が得られると考えます。

真丸特殊紙業株式会社 商品開発本部 靏巻京彦

turumaki@oppc-net.com

0250-68-1122