大阪・関西に国際芸術祭を創出!

共創チャレンジ

2021.07.15

法人

チーム名大阪・関西国際芸術祭実行委員会(仮)
共創メンバー浅井、芝田、鈴木、藤村(株式会社アートローグ ※五十音順)
主な活動地域日本 / 大阪
活動テーマ文化・芸術(アート) / エンターテイメント / 音楽 / 観光、インバウンド / 地域活性化 / 工芸 / コミュニティ・まちづくり、住まい / 食 / ダイバーシティ、インクルーシブ / 人権 / 生活用品、ファッション /

私たちの共創チャレンジ

本共創チャレンジは、2025年の大阪・関西万博を契機とし、ソーシャルインパクト(SDGs、社会課題、文化芸術経済など)をテーマに、世界中のアートに関わる様々な領域の方々が大阪・関西エリアに一堂に会する国際芸術祭の開催を目指すものです。

2025年以降も毎年の中規模イベントと3年毎の大規模な芸術祭の定期開催を視野に、産官学民が一体となりアートとビジネスの融合通して、より良い未来を構想する国際芸術祭を共創します。

未来への宣言

世界には、貧困、環境、人種など様々な社会課題があります。アートを通じて、人を思いやる想像力と、難問を突破する創造力が身につけば、未来にはより良い社会になることを信じています。また、2025年をターゲットイヤーとしつつ、大阪・関西万博をスイングバイ(惑星の重力を使って加速する方法)として活かし、本プロジェクトを通じて、大阪・関西にアーティストのみならず、アート業界に携わる方の恒常的に雇用を生み出し、文化芸術先進都市を目指します。

きっかけ

アートローグの前身のプロジェクトは、2010年に大阪市立大学の研究プロジェクトの一環として誕生し、社会包摂やアートへのアクセシビリティ向上に取り組んでいましたが、試みを持続可能なプロジェクトとするために、2017年7月7日に社会的企業として株式会社アートローグを創設しました。日本のアート業界のより良い発展という目標に加え、ARTLOGUEの本拠地である大阪・関西を、再び、豊かな文化芸術が息づく街にしたいと活動をしていたところ、2025年の大阪・関西万博の開催が決定しました。

その後、2020年、代表の鈴木が公益社団法人関西経済連合会と一般社団法人関西経済同友会の主催する「第58回関西財界セミナー」にて発表の機会をいただき、万博開催という最大のチャンスに国際芸術祭の創設を訴えたところ、多くの方のご賛同を得ることが出来ました。加えて、2021年に「日本博」と「大阪市芸術活動振興事業」に採択されたことが更なる追い風となり、本共創チャレンジのプロジェクトが発足しました。

取組の展開

今後展開したい地域・方法2025年大阪・関西万博に合わせて開催を目指す芸術祭に向けて、関西エリアでのアートイベントの開催します。ご賛同いただけるアーティスト、団体、企業、自治体と共創を目指します。
共創を希望する方々○自治体 地域アートイベントの開催を目指す自治体
○アート団体 アートイベントを共創できる団体
◯アートとコラボレーションをしたいスタートアップや企業
○アートイベントを通して、地域とのコミュニケーションを目指す企業
○アーティスト 趣旨にご賛同いただけるすべてのアーティスト
○その他、アートを愛する全ての方

大阪・関西万博のテーマとの関わり

大阪・関西万博を契機にこれまで協働することのなかったアーティスト・団体・企業が出会うことで、「交流活性によるイノベーション創出」を目指します。

SDGsとの関わり

アートを通して様々なステークホルダーが協働し、SDGsを実現するコミュニテイ作りを目指します。

我々が拠点とする大阪は、瀬戸内海に面し多くの河川が合流する地形から、古来より様々な地域からの船舶が行き交う要所であり、情報・技術・文化・通商の玄関口でした。古代には日本最古の皇居である「難波宮」があり、安土桃山時代には天下統一を成し遂げた豊臣秀吉により拠点となる大阪城が築城される等、政治や経済、文化の中心地として重要な役割を担ってきた歴史があります。江戸時代には大阪・関西は「上方」と呼ばれ独自の文化芸術を発信し、近代においても首都である東京と比肩する文化発信拠点として存在感を放ちました。

特に文化的な側面にフォーカスしながら大阪のこれまでを振り返るとき、注目すべきは、文化芸術に造詣の深い時の為政者や経済人が、パトロンとして力強くバックアップしている点です。「船場の旦那衆」と呼ばれる経営者達が文化芸術を支えていたことをご存知の方も多くいらっしゃるかもしれません。比較的近年の事例であれば、対象エリアは大阪だけに留まりませんが、鉄道を中心に流通、観光、都市開発を手がけた阪急東宝グループの創始者小林一三氏が文化芸術を愛しビジネス展開の中にも重要な要素として取り入れています。かつてのように権力や富を有する時の権力者や経営者たちが文化芸術を愛しその発展に寄与する、そんな姿が本来の大阪ではないのでしょうか。しかし、残念ながら現在、大阪は人口10万人あたりの美術館数が全国最下位であり、国内外に大阪を知らしめる代表的なアートイベントも確立出来ていない状態です。

1970年の日本万国博覧会開催に際して、世界各国から集められた美術品を展示するため建設された万国博美術館を引き継ぎ国立国際美術館が創設されていますが、2025年の大阪・関西万博では会場内のみならず大阪・関西全域で国内外のアートを紹介する展覧会の他、アートフェアやカンファレンス、ビジネスの展示会など、アートに関連する様々なプログラムが同時多発的に行われる芸術祭を目指しています。まずは我々の拠点である大阪からスタートし、多彩な特性のある関西一円を巻き込んで、それぞれの魅力を活かした芸術祭へと拡大すべく未来を思い描いています。

2025年は、瀬戸内国際芸術祭や岡山芸術交流が開催される予定の年でもあり、このタイミングで大阪でも芸術祭を立ち上げることで、今後は3年毎に「環瀬戸内芸術連携」といった広域での連携も可能になるかもしれないと期待をしています。

共に、この壮大なプロジェクトを創っていただける方を募集しています!


■ この共創チャレンジに関するお問合せ先 ■
電話番号:06-6467-8656
電子メール:info@artlogue.org
〔担当者:鈴木〕