私たちの共創チャレンジ
CRASSO(クラッソ)はオープンファクトリーを軸とした地域イベントです。
普段は見ることのできない「ものづくりの現場」を巡り体験するオープンファクトリーイベント「CRASSO(クラッソ)」は、瀬戸内に浮かぶ島々をシンボルとしています。
私たちは、CRASSOを瀬戸内の本質的な魅力を思う存分体験できる、地域の新しい観光「ファクトリーツーリズム」として取り組んでいます。
イベント期間中は地域に根差した「ものづくりの現場」や「ファクトリーショップ」、ものづくりを体験する「ワークショップ」を巡りながら、瀬戸内の自然に育まれた食と歴史を堪能できる貴重な機会となります。
CRASSOに訪れた人は、工場だけではなく、現場の人との交流や、周囲の店舗、観光、食べ物、街の歴史など様々な資源に触れることで、本物の瀬戸内を体験します。
同じ商品なら、つくり手の顔が分かる自分が見学した地域の商品を選びたくなり、地域のファンになってもらえるはずです。
CRASSOを通じて地域の魅力を2025年万博開催年に向けて世界の方に体験いただきたいと考えています。
未来への宣言
CRASSOはものづくり現場を来場者に体験してもらうオープンファクトリーを中心に、美しい瀬戸内の自然に育まれた地域の様々な魅力を繋ぎ合わせ、地域の観光コンテンツとしてブラッシュアップすることで、地域の価値を高め、地域全体を活性化する取り組みです。
CRASSOを通じて地域の様々な課題を解決するきっかけとなることを目指しています。
きっかけ
香川県の東讃地域は日本の手袋の90%を生産する一大産地です。また、この地域では洗練された高級砂糖として名高い和三盆糖の生産や世界で初めてハマチの養殖に成功するなど、イノベーティブな産業を生み出してきました。ところが今では人口の減少による若年層の流出などにより活力を失いつつあります。
そんな中でも縫製業の中で最も難しいとされる手袋を100年以上生み出してきた高い技術とノウハウを持つ企業や熱意を持った農家や飲食業などを知って・見て・体験してもらうことで価値を高め、誇りを生み出し、次世代に希望を繋いでいくためにオープンファクトリーを中心としたファクトリーツーリズムを始めました。
大阪・関西万博のテーマとの関わり
ものづくり企業を中心とした地域の魅力を発信することで、関係人口が増加し、企業はもちろん、働く社員や地域に暮らす人、ひいては地域全体がいきいきと活性化すると考えています。
CRASSOを通じて、まち・ひと・しごとが輝き続け、次世代に明るい希望を繋いでいくきっかけになればと思っています。