『お達者健診PLUSⓇ』の進化と普及を通じて元気な高齢者が社会を支える世界を目指します!

共創チャレンジ

2021.06.01

法人

チーム名『お達者健診PLUSⓇ』+Future
共創メンバー鈴木 庸・石川 一郎・高田 知典・荒木 義則・久保田 博章・和田 典子・大東 俊彦(以上、健康長寿支援センター)、田中 雅嗣(国立健康・栄養研究所)、大渕 修一(東京都健康長寿医療センター)
主な活動地域日本 / 東京
活動テーマ健康・医療(ライフサイエンス、ヘルスケア) /

私たちの共創チャレンジ

『お達者健診PLUSⓇ』とは、加齢とともに衰えやすい機能測定から健康長寿度を判定する健診です。「運動・口腔・認知」の三機能測定と栄養・社会参加の要素を加えて自身の現状を知り、健康長寿に向けた具体的な行動内容を知る場としての「お達者健診PLUSⓇステーション」を全国へ普及させる活動を通じて、「元気な高齢者が日本を支える」社会の実現に貢献します。

未来への宣言

『お達者健診PLUSⓇ』の新たな項目として「唾液による遺伝子解析」の要素を加えることにより測定方法の幅を拡げて新たな生活行動の指針を提供し、希望する世界中の誰もが「100歳まで元気で働く社会」の実現に貢献します。

きっかけ

これまで高齢者向けに『お達者健診PLUSⓇ』の普及活動を進めていく中で、①自分の状態を知ることが健康長寿に向けた予防行動のいかに重要な契機となるか、②適切なタイミングで適切な日々の行動を継続することがいかに重要か-につき認識したこと。特に「2025年問題」を抱える超高齢社会の先例である日本として、2025年開催のEXPOを機に「元気な高齢者が社会を支えることにより新たな、豊かな未来社会を創造していく」姿を世界に向けて発信する千載一遇の好機であると考えたため。

取組の展開

今後展開したい地域・方法まずは日本国内、その後日本と同様高齢社会の課題を抱える国及び地域に向けて、下記の共創パートナーと共に拡げていきたい。
共創を希望する方々①「元気な高齢者が超高齢社会を支える」姿を共有できる企業及び個人
②介護予防を成長産業として共同で構築・発展促進可能な企業
③介護予防イベントを共同実施できる団体
④『お達者健診PLUSⓇ』と相互補完や協業可能な企業
⑤「唾液による遺伝子解析」開発に賛同・出資頂ける個人又は企業

大阪・関西万博のテーマとの関わり

『お達者健診PLUSⓇ』を通じて自己の状態を正しく知り、健康長寿に向けた行動を維持し続けることによって高齢者が一生涯に渡っていつまでも元気にいのちを輝かせ、そのことを通じて元気な高齢者が社会を支える近未来の姿に直結する、まさに「いのち輝く未来社会のデザイン」との万博テーマそのものである。

SDGsとの関わり

『お達者健診PLUSⓇ』の普及-それを「お達者健診PLUSⓇステーション」として健康長寿に向けて自らの現在の状態を知り、日々の行動へと繋げる拠点がより身近な場所に普及していくことにより、すべての人の健康が実現され(目標3)、また高齢者が健康な身体で年齢に関わらず労働を通じて一生涯の働きがい・自己実現を得ることによって経済成長にも繋がっていく(目標8)。