自分を愛するメンタルヘルスマネジメントを広める〜ココロの出前保健室プロジェクト〜

共創チャレンジ

2022.01.28

個人

チーム名ココロの出前保健室チーム
共創メンバー⾼橋とも(公認⼼理師)/内堀ちか(養護教諭・看護師)/秋永彩歌(養護教諭・保健師)/林真澄(合同会社リバース)/⿑藤美結(プランナー/ライター)
主な活動地域日本 / 大阪
活動テーマこども、子育て、教育、次世代育成 / 人権 / 健康・医療(ライフサイエンス、ヘルスケア) / ダイバーシティ、インクルーシブ / 働き方改革、健康経営、ワークライフバランス /

私たちの共創チャレンジ

「⾃分を愛するストレスマネジメント⽅法」を1⼈でも多くの⽅にお伝えし、⾃分を⼤切
にした毎⽇から⼦どもたちが「⼤⼈になるのが楽しみ」と思える社会づくりをします。

具体的には以下の方法でチャレンジします。
①共創による様々な場所・方法でココロの保健室を出前します。
②予防としてのストレス認知をきっかけとした「自分を愛する方法」を出前先に広めます。
③自分を愛することを習慣化するために伴走をしていきます。
④伴走者を47都道府県に増やし「自分も人も愛せる未来」を創造します。                  

未来への宣言

このプロジェクトは、ストレスマネジメントを楽しんで習慣化することを通じて、⽇本の10代の⾃殺を2030年までに3分の1に減らすことを⽬標にしています。
ストレスや違和感から⾃分の⼼と向き合い、ストレスをときめきに変える⽅法を知り、⾃分を愛するというステップを⽇本中に広め「⾃分の未来が楽しみだ」という⼈を増やしていきます。

きっかけ

発起人の高橋は、離婚・流産を経験し、ストレスの蓄積によりパニック発作を経験しました。自身の克服経験を活かして教育の道を歩みだし、養護教諭(保健室の先生)として小学1年生から中学3年生までを対象に心の健康授業を実施してきました。

そんな中で、増え続ける虐待・不登校・教員や親の精神疾患を減らすための方法を模索し続け、2017年日本の10代の死因の1位が自殺になったことをきっかけに「生涯にわたる心の健康教育を全国に広めたい」を強く実感し、2019年より「出前保健室」というスタイルで「自分を愛するストレスマネジメント」を日本中に発信してきました。

その後、活動に想いを重ねてくれた人たちが共創し、様々な場所で出前保健室を実施しました。2020年には新しい形としてLUCUA大阪での妄想ショップ「ひと息保健室」を開催しました。

自分の心や体の違和感に気づくためのホッとした空間で、自分をセルフケアしたり自分を愛せる方法を知ることによって初めて、自分のありのままを認め、他人を愛し、結婚や出産といった選択ができると思います。

取組の展開

今後展開したい地域・方法地域は問いません。オンライン・オフラインも問いません。
既存の店舗や、空き家、IT分野、地域活性化の拠点などとココロの出前保健室とのコラボレーションを広めていきたいです。
具体的には以下の⽬標があります。
①全国へ出前保健室をするためのキャンピングカーの確保
②実施できる空間・イベントの確保
③⾃分を愛するストレスマネジメントができる「⽇記帳の開発」「メンタルヘルス開発」「アプリの開発」などを考えています。
共創を希望する方々ココロの出前保健室と共創していただける企業
⼦どもたちにココロの出前保健室を届けたい学校
ココロの出前保健室を導⼊されたい地⽅⾃治体
ココロの出前保健室への資⾦提供者
ココロの出前保健室の運営ボランティア

大阪・関西万博のテーマとの関わり

ココロの保健室が共創したい「ホッとした空間」で「自分を愛する方法を知ること」はワクワクと、ときめきを生み出します。心の底から自分を愛してときめくことは「いのち輝く未来社会のデザイン」という大阪・関西万博のテーマに深く繋がるプロジェクトです。

SDGsとの関わり

このプロジェクトは【SDGs3の4】 2030 年までに、非感染性疾患(日本では自殺を含む)による若年死亡率を、予防や治療を通じて 3 分の 1 減少させ、精神保健及び福祉を促進する。 ということに直結しています。

警察庁の統計によると、平成26年から令和元年にかけて、自殺者数は2万5427人から2万169人へ減少しているにもかかわらず、20歳未満の自殺者は536人から639人と増えています。そして、文部科学省も平成31年/令和元年には、小学生~高校生の自殺者が昭和63年以降最も多かったことを公表しました。

これには「自分に長所がある」と答えられる若年層が70%以下であり、G7の中では最下位であるという日本の現状が関係していると考えます。 ストレスから心と対話し、自分を愛するというステップが、自分らしい生き方を選択することにつながり、自分も人も認められる社会づくりに繋がり、虐待や自殺を減少させる循環をつくっていくのです。

私たちの活動に関⼼を持っていただきありがとうございます。

ご⽀援・ご参加・ご依頼いただける⽅は下記公式サイトのお問い合わせフォームからご連絡をお願いいたします。

https://hidamaristation.com