公益社団法人2025年日本国際博覧会協会
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共創チャレンジ
2021.06.04
法人
デジタルアート・電子音楽に関連したクリエイティブ産業の活性・創造の促進をしていくことで、「新しい価値・文化・社会の姿」に関心のある多様な人々が出会い、当該分野での新たなコミュニティを創出します。世界7カ国に拠点を持つMUTEKのプラットフォームを活用することで、当該分野の芸術文化を国内から世界に発信し、よりよい未来に向けて持続可能な社会の創出に向けてチャレンジします。
「デジタルクリエイティブの創造性の開発」をテーマとして、デジタルアート、電子音楽、メディアアートの作品を主に、当該分野における文化プログラムの実施を通じて、世界文化交流を図ることで、国境や言語、民族などの差異を超え、文化と経済活動が結び付けていく新しい分野として、世界中の豊かな社会生活の醸成やクリエイティブ産業の発展に寄与することを目指します。
カナダ・ケベック州の都市、モントリオールで始まったデジタルアート・電子音楽のフェスティバル“MUTEK”は、22年の歴史を持つ国際的に広く知られた祭典です。本国における実施主体は、当該分野における芸術文化活動の普及、促進を目的とした非営利団体で、ケベック州や様々な機関から文化事業として、経済的な側面のみならず公共・行政政策としての実施といった側面まで全面的に支援を受けています。このような国際的な文化芸術祭が国内では存在しておらず、実施モデルの構築が必要とされています。その実現の為に、才能豊かなアーティストが活躍するためのコミュニティやプラットフォームを充実させるべく、2016年にMUTEK Japanを設立しました。この共創チャレンジでは、デジタルアート・電子音楽が果たす芸術文化及び社会に於ける役割と、さらに広く未来の芸術文化の魅力創造について考え、先導的な芸術文化活動の振興を図ります。また、新しい才能と新しいアイデアを発掘することを目的とし、人材育成プログラムも展開していきます。
MUTEKが抱える日本国内・グローバルネットワークを活用し、当該分野における文化プログラムを通じて世界文化交流を図ることで、より多くのconnecting Lives (いのちをつなぐ) 機会、新たなコミュニティを創出し「いのち輝く未来社会のデザイン」に貢献していきます。
4:質の高い教育をみんなに 新しい才能と新しいアイデアを発掘することを目的とした無料のワークショップ、ラボなどの人材育成プログラムを展開し、持続可能な開発の促進の達成を目標にしていきます。 5: ジェンダー平等を実現しよう MUTEKは、“Inclusion and Diversity"に重きを置き、いち早く文化的多様性の促進、心豊かな社会の形成に取り組んでいます。例えば、ブリティッシュ・カウンシル、MUTEK、Somerset House Studiosの3団体で、電子音楽とデジタルアートの分野で活躍する女性アーティストやキュレーターのネットワークをつなぐイニシアチブ「Amplify Digital Arts Initiative」を設立するなどの実績があります。これまで22の国、49の都市で様々な文化的背景を持つ人々と交流し、今後も当該分野で活動を続ける女性アーティスト、専門家に焦点を当て、文化の多様性と文化の持続可能な開発へ貢献していきます。 9:産業と技術革新の基盤をつくろう デジタルアート・電子音楽に関連したクリエイティブ産業の活性化を包摂的かつ持続可能な状態に促進し、人々との対話や協同プロセスを創出する制作に取り組み、持続可能な開発の促進の達成を目標にしていきます。
担当者連絡先:岩波 秀一郎 (shu@mutek.jp)
一般社団法人MUTEK Japan : info@mutek.jp
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