幼児向け金融教育プログラム「社会体験版おみせやさんごっこ」

共創チャレンジ

2023.06.06

法人

チーム名未来をつくる子どもたちを考える会
共創メンバー株式会社FPパートナー
社会福祉法人檸檬会
主な活動地域日本
活動テーマこども、子育て、教育、次世代育成 / 地域活性化 / 金融、Fintech /

私たちの共創チャレンジ

社会福祉法人檸檬会監修による「社会体験版おみせやさんごっこ」プログラムの展開

「社会体験版おみせやさんごっこ」は、幼稚園・保育園・こども園(以降、幼保施設)に通う年長クラス(5、6歳)の幼児を対象とした、お金について学ぶ「体験型プログラム」です。専門家の監修のもと、子どもの発達過程に合わせたカリキュラムで構成されており、通常の園生活の中で実施いたします。
子どもたちが店長となり、仕入れや開店準備・お金の計算・販売などを体験することで、遊びながら自然に「お金の大切さ」「働いてお金を稼ぐしくみ」について学び、「保護者への感謝の気持ち」を育みます。
ご依頼を受けた全国の幼保施設へ、幼児教育の研修を受けたFP(ファイナンシャルプランナー)が「お金博士」として訪問し、子ども主体でお金を学ぶ体験をサポート、保育者の皆さまと一緒にプログラムを展開いたします。
<社会体験版「おみせやさんごっこ」の特徴>
●教育学博士・保育園運営法人の監修による幼児期の発達過程に適した指導内容
・一日だけで終わらない継続的な学び
・実物に触れて感じる、知る、考える
・探究につながる KEY Question のデザイン
・やってみたくなる/自分ごと化への工夫
●通常行事の一環として開催可能

未来への宣言

当プログラムを体験する子どもたちは、園生活やその中での遊びを通して「お金」と向き合うことで、自立する力や社会とかかわる力を育むことができます。

全国の幼保育施設とプログラムを共創することにより、これからの時代を生きる子どもたちの持続可能で輝かしい未来への礎を築くため、地域コミュニティに根ざし、社会課題の解決に貢献してまいります。

きっかけ

「金融教育」は、自ら学び・考え、主体的に判断・行動して問題を解決する、いわゆる「生きる力」を養ううえでも有効な教育手段の一つとして、2022年4月から高等学校の家庭科の授業に導入されました。
一方で、欧米を中心とした先進国では、幼児期から金融教育に積極的に取り組んでいる事例が多数存在し、早くからお金について学ぶことの重要性が注目されています。
国民一人ひとりが経済的に自立し、より良い暮らしを送ることを目的とした「金融リテラシー向上」のために様々な活動が行われている中で、何事にも興味をもつ幼児期ならではの特性を生かした「金融教育の土台になるような取り組みがあれば」という想いから、当プログラムの開発に至りました。

取組の展開

今後展開したい地域・方法全国の幼稚園・保育園・こども園へ展開し活動を広げていきます
共創を希望する方々幼稚園・保育園・こども園など全国の幼保施設

大阪・関西万博のテーマとの関わり

質の高い金融教育を受け、スキルを身につけることは、これからの時代を担う子どもたちが、自らの人生をより良くデザインするために欠かせないことです。
また、お金に関する知識を持つ人が増えることにより、経済の安定や幸福度の高い未来、さらには持続可能な発展も期待され、個人の幸せだけでなく、社会全体が目指す方向「いのち輝く未来社会へのデザイン」へと繋がります。

SDGsとの関わり

質の高い金融教育を受けた子どもたちは、将来的に個人や企業などで経済的な意思決定をするための「知識・スキル・態度」を身につけることができます。
また、正しいお金の知識を身につけることは、個人のキャリア形成や家計の「管理・リスク」を回避する方法を知り、貧困を回避することにもつながります。
「お金の専門家」と「幼児教育の専門家」がパートナーとして共創することにより、子どもたちの未来とサステナブルな社会を創ります。

▽プレスリリースhttps://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000096.000015281.html

問い合わせ先

株式会社FPパートナー 金融リテラシー推進室

TEL:06-6226ー7161

メール:promotion-of-financial-literacy_div@fpp.jp

担当:杉本

このチャレンジの投稿

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