九州エリアの市町村指定ごみ袋をライスレジン製にする事により、CO₂削減と耕作放棄地を再生する

共創チャレンジ

2023.06.06

法人

チーム名アポロ興産株式会社
共創メンバー片渕
浦田
坂本
鈴木
草野
横田

藤本
馬渡
主な活動地域日本 / 福岡
活動テーマ地域活性化 / 海洋、水 / 生物多様性、自然環境、生物 / 農業、林業、水産業 / ものづくり、サービス / 環境、エネルギー / 循環型社会、サーキュラーエコノミー /

私たちの共創チャレンジ

日本政府は2030年までに197万tのバイオマスプラスチックの使用を宣言しております。
しかし、現状バイオマスプラスチックの使用は10万t程で遠く及びません。

そこでプラスチックを大量に使用している自治体のごみ袋をバイオマスに切り替える事で、プラスチックの削減に大いに貢献致します。

私達が提案する「ライスレジン」は非食用米で作ったバイオマスプラスチックです。

ライスレジンを製造しているバイオマスレジン熊本と連携してバイオマスプラスチックに切り替える意義を昨今の情勢を説明しながら自治体へ折衝していきます。

現在使用されているバイオマスプラスチックはさとうきびやとうもろこしが主流です。ですが、こちらの製品は殆どが海外から輸入したもので、ガソリンの代替や食料としても使用される為、日本には5万t弱しか入ってきません。

更に昨今の世界の情勢による、価格の高騰化や供給不安定が懸念点として挙げられます。ライスレジンは国産のバイオマスプラスチックなので、供給も安定しており、急激な価格高騰もありません。従って自治体へ導入すべきバイオマスプラスチックだと考えております。

未来への宣言

九州のごみ袋を切り替えていくことで、CO₂の使用削減、フードロスの削減により持続可能な社会の実現を目指します。

現在九州では推定2万tのごみ袋が使用されており、そのうちの1割をお米率25%の袋に切り替える事ができれば、500tのプラスチックの使用削減に貢献でき、(2万tの10%⇒2000t 2000tの25%⇒500t)尚且つ非食用米を500tも使用する為、フードロスの削減にもつながります。

きっかけ

弊社アポロ興産は創業65周年を超える石油販売会社でその中で、石油化学部はプラスチックを扱って45年になります。昨今のプラスチック使用削減の流れの中、どのように社会に貢献できるか検討した結果、国産のバイオマスプラスチックであるライスレジンの普及に取り組む事にしました。

製造元であるバイオマスレジンホールディングスをパートナーとして自治体へ切替折衝を行い持続可能な社会を実現していくために取り組んでいきます。

取組の展開

今後展開したい地域・方法九州の全自治体

※導入済み自治体

熊本県芦北町

※現在折衝中の自治体

福岡県:うきは市、豊前市、宮若市、宗像市、築上市、遠賀市・中間市、飯塚市
    
大分県:宇佐市、大分市、竹田市、豊後大野市

佐賀県:唐津市、神埼市、基山町、玄海町、白石町、多久市、武雄市、鳥栖市、みやき町
    佐賀市、吉野ヶ里町、有田町、江北町

長崎県:松浦市、平戸市、波佐見町、島原市、時津町、長与町

熊本県:宇土市・宇城市・美里町、天草市、菊池市、大津市、合志市、玉名市、山鹿市
    長洲町・和水町・南関町、八代市、あさぎり町、御船町、苓北町、水俣市

宮崎県:小林市、椎葉村
共創を希望する方々九州の自治体

加工メーカー

大阪・関西万博のテーマとの関わり

「いのち輝く未来社会のデザイン」という大阪万博のテーマは、持続可能な社会を国際社会が共創していく事を推し進めるという意味です。

ライスレジンの脱プラスチック、フードロス削減、水田の再生(耕作放棄地の活用)がこのテーマに貢献すると考えます。

SDGsとの関わり

・廃棄米の再利用により、食品廃棄の削減と再生に貢献します。

・CO₂の排出削減により、気候変動対策に貢献します。

・温室効果ガスのCO₂削減により、海洋酸性化の抑制に貢献します。

共創チャレンジについてのお問い合わせ

【アポロ興産株式会社】

TEL:092-863-7555

メール:<info@apollo-kousan.co.jp>