コーヒーの焙煎業者が取り組む3R( Reduce、Reuse、Recycle)

共創チャレンジ

2023.06.06

法人

チーム名”なにわ”ともあれCoffee de SDGs
共創メンバー高尾珈琲株式会社
田代珈琲株式会社
島野珈琲株式会社
株式会社中村商店
株式会社インフィニティ
上島珈琲貿易株式会社
ハマヤ株式会社
株式会社タイガー珈琲
有限会社田代商店
共栄製茶株式会社
岡本珈琲株式会社
株式会社ダイヤモンド商会
アラブ珈琲株式会社
ワタル株式会社
主な活動地域日本
活動テーマ食 / 農業、林業、水産業 /

私たちの共創チャレンジ

現在、抽出後のコーヒー粉(コーヒーグラウンズ)は「ゴミ」として捨てられていますが、このコーヒーグラウンズの再生利用は社会的な大きなテーマとなっています。我々は焙煎事業者として、消費段階で発生するコーヒーグラウンズの再生利用ばかりでなく、コーヒー豆が入っている麻袋や焙煎時に発生するチャフ、焙煎後の豆をいれる袋など、焙煎・流通過程を通じて発生している再生可能な資源を検討し、3Rに取り組みCO2削減とSDGsを実現していきます。

未来への宣言

「おいしいコーヒーを次世代に。」
コーヒーには「コーヒーの2050年問題」があります。これは地球温暖化により美味しいコーヒーの栽培地が減少することが原因です。SDGsへの取り組みCO2削減に取り組むことにより我々はおいしいコーヒーを今後も飲んでいけるように活動します。

きっかけ

世界中で多くの人に親しまれているコーヒーは、現在、史上空前のコーヒーブームとなり消費が増加しています。コーヒーにはその香りによりリラックスしてストレスを解消する効果があるばかりでなく、赤ワインに次いでポリフェノールが多く、健康的な飲み物です。しかし、そのコーヒーはある問題に直面しています。それは2050年問題です。このまま地球温暖化が続くと、2050年には「おいしいコーヒー」であるアラビカ種の栽培地が現在の50%になってしまい、今のような美味しいコーヒーが飲めなくなってしまうという問題です。そのため我々はできる限り環境にやさしい社会を目指すため、焙煎・流通過程で生ずる廃棄物の減少に取り組む必要性を感じています。しかし、自分たちのノウハウだけでは解決できない問題も多く、共創チャレンジに参加しようと考えました。

取組の展開

今後展開したい地域・方法我々は焙煎業者の集合ですが、焙煎時に発生するチャフや抽出後のコーヒーグラウンズの再生利用、また環境にやさしい持ち帰り容器の利用など、広くアイディアを募集し、業界として検討して実現していきたいと考えています。
共創を希望する方々そのためには、一般消費者やコーヒー事業者・自治体・大学との連携を希望しています。

大阪・関西万博のテーマとの関わり

焙煎業者はコーヒー豆の焙煎の段階・流通段階でCO2を排出しています。コーヒー2050年問題は温暖化の問題であり、我々が生き残っていくためにはCO2の削減が必須の問題となります。また、廃棄物を再生利用することでサステナブルな未来社会に貢献します。

SDGsとの関わり

コーヒーの産地は貧困などの問題もありSDGsにおいては重要視されている目標です。しかし、我々のような焙煎業者が直接その問題に対応していくことは非常に困難が伴います。我々はまず身近に自分達からできることから始め、この取り組みを全国に展開していくなかで、より大きな「ムーブメント」にしたいと考えています。そのため、焙煎業者の責任である焙煎時に発生するチャフやコーヒーグラウンズの再生利用から始め、大阪から全国の焙煎業者の組合でパートナーシップを図り目標を達成していきます。

大阪珈琲商工組合 事務局

電 話:06-6228-0800

メール:o-ajcra@ajcra.org