公益社団法人2025年日本国際博覧会協会
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共創チャレンジ
2023.05.10
法人
「夢スピーチアワード」は、10代(高校生以上)から70代まで、さまざまな人生を歩む方々がステージに立ち、それぞれの「夢」にまつわる想いをスピーチする、というイベントです。 夢を語る。夢を聴く——。その空間に生まれる感動を、多くの方に味わっていただきたい。そして、「自分の可能性を信じて挑戦する」という希望の輪を広げたい。そんな願いをもってこの企画を立ち上げました。
希望を持てる未来を次世代へ___ 自分の可能性を広げる挑戦をしよう——。 「夢スピーチアワード」にかかわってくださる方々に、そんな希望を持っていただくこ と。それが、最も達成したいことです。 スピーカーは、大舞台で観客に向けて「夢」を語る。 観客は、一人ひとりの話に耳を傾け、大きな拍手で応援する。 運営スタッフやご支援いただく方々は、そんな感動のステージを実現させる。 形は違えど、どれもが「新しい挑戦への第一歩」だと思います。 また、私達自身もこうしたスピーチの舞台を企画・運営することは人生で初の試みです。 しかし、たとえ不慣れであろうと、どんなに格好が悪くとも、このプロジェクトにかかわってくださる方々に感動と希望をお届けするために「自分の可能性を信じ、全力を尽くす」と決めました!
「夢」なんてない。自分には何もない——。 10年前、そんなふうに思っていた私を救ってくれたのは、子育てコミュニティでの「挑戦する場、応援する場」との出会いでした。そこでは、パン作りが趣味だった私がパン教室を開催したり、他のお母さんの講演会の運営をしたり、それぞれの挑戦を企画化し、応援し合いました。 そこに参加して私は変わりました。心をワクワクさせること、自分の可能性を信じて挑戦すること、人を応援することの大切さを実感し、こう考えるようになりました。 (私もそんな場を作りたい!) そうして、2015年以降は、集まったメンバーが「心がワクワクすること」を伝え合う「ワクワクシェア会」というイベントを定期開催するようになりました。 その後、2年間のアメリカ滞在を経て、2019年には、子どもプレゼン教室「キッズプレゼンテーションアカデミア」を開室(先述の通り、当時の経験が「夢スピーチアワード」を立ち上げるきっかけとなりました)。 「自分の好きなことを話せて楽しい!」 そんな子どもたちの声に、やりがいを感じていました。 一方、保護者の方からこんな声をお聞きすることがありました。 「私にはプレゼンなんて無理。だから子どもに習わせているの」 それを聞いてハッとしました。 (そういえば、親は「私には無理」と思う願いを子どもに託して、自分の可能性を諦めてしまうケースが多いのかも……) そんな時、偶然「大阪府の中高生へのアンケート」を目にしました。そこでは「大人になりたいですか?」という質問に、半数以上が「なりたくない」と答えていました。理由は「大人は仕事で大変そうだから」でした。 「大人は楽しくなさそう」というイメージが、若者たちの希望を奪っている。そのことがショックでした。そして、こう思いました。 (まず、私たちが挑戦しよう。大人が自分の可能性を信じて、人生に色々な選択肢があることをイキイキと伝える、そんな場を創ろう!) そうして思いついたのが「夢」を語るスピーチの舞台でした。 大人が楽しそうに夢を語る姿を若い人たちに見ていただき、その話に心を震わせてほしい。その想いが、このプロジェクト発足のきっかけとなりました。
いのち輝く未来社会のデザインというテーマに対して、今後AIが発達し未来の可能性が未知数の中、便利になる一方で私たちは抱えきれないくらい多くの選択肢と自由が与えられます。その中で、【それぞれの個性をお互いが大切に】していくためには、周りと比較するのではなく、自分自身に焦点を当てていく時間も必要だと考えています。スピーチコンテストを通して自身の内面に向き合ってもらう、またその積み重ねを応援する。そんな場を作ることでいのちを響き合わせていく活動となっています。また、次世代の子供達に対しても、私たち大人が成し得なかったことを託すのではなく、私たち自身が挑戦し続けるその姿を見てもらうことで、「今の積み重ねが未来である」という身近な大人の生き方の選択肢を見てもらい、未来へのバトンを繋いでいきます。
今、大人になりたくないという中高生がとても多いです。中高生の自死もかなり増えています。 少し古いですが10年ほど前の大阪府の調査でも、 大人になりたくない中高生は約50%弱(現在は少し減ったようですが)でした。 その理由で多かったのが大人になると働かないといけない。大人は大変そう。 でした。 「生活のために働く」これは間違いではありません。 でもその方自身の人生のミッションやビジョンを明確にしたり、仕事価値を明確にしたり、視点を変えることで仕事に「働きがい」を見出してきた方はこれまで私が関わらせてきてもらった中で多くいらっしゃいます。 「働きがい」を見出せると一人一人の人としての生産性は上がります。 まずは私たち大人が人生の中で多くの時間を費やす「働く」というところに「働きがい」を見出しその姿を見せることこそが質の高い教育と考えています。
プロジェクトに興味を持ってくださった方、ありがとうございます。
ぜひ一緒に仲間になっていただいて夢スピーチアワードの開催を助けてください。
yume.speechaward@gmail.com
夢スピーチアワード運営事務局
一般社団法人ハッピーラボラトリー
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