私たちの共創チャレンジ
泉州は、関西の空の玄関であると同時に近畿各地を結ぶ陸の拠点でもあります。私たちは、このような地理的重要性をもつ地域で、「人と人を結ぶ」ことにより、地域活性化の一翼を担いたいと思っています。
放送メディアは、情報発信手段であるばかりでなく、人々の交流を促進する役割も果たします。さらに、多様な立場からの発信が、時に思わぬ出会い(人、知識、アイデア)をもたらし、それが新しい活力を生み出す可能性を秘めています。幸い、私たちの大学は、泉佐野市にあるインターネット放送局「いこらじお」の協力を得て、「大阪観光大学Tourismラジオ!!」という番組を持つことができました。番組制作プロセスと放送を通じた交流が、関心を寄せる人々を結びつけ、素敵な出会いを生み出すきっかけになればと考えています。国内外の様々な地域出身の学生が集まる本学の特色を活かして世界に交流の和を広げ、「いつでも」「どこでも」繋がり、デジタル技術と親和性の高いインターネット放送の可能性を追求します。
未来への宣言
地域に根ざす放送メディアの存在は、災害等非常時におけるコミュニケーション手段としても極めて重要です。そのためには、平時より、相互の繋がりと信頼関係を確立しておく必要があります。番組制作を通じて、地域事業体や住民の方々との交流を深め、大学が地域社会の持続的発展に果たし得る役割を模索します。
きっかけ
本年(2023年)2月、泉佐野インターネット放送局「いこらじお」(いこらも~る泉佐野2階)に大阪観光大学の情報番組「Tourismラジオ」を設置させていただきました。その中で、職員と学生が番組進行を担当し、イベント告知などを発信しています。また本学では、2023年度4月から開講される「地域連携実習」のクラスにおいて学生たちが番組制作に取り組むことになっています。
大阪・関西万博のテーマとの関わり
関西万博が目標に掲げる「交流活性化」「地域経済の活性化」「日本文化の発信」直接的ではないにしろ間接的な関わりがあります。