「バングラデシュ×日本」で日本の農林水産業を活性化!

共創チャレンジ

2023.03.30

個人

チーム名CHOWA Japan
共創メンバー亀原 貴史 / 西澤 秀之
主な活動地域日本 / 兵庫
活動テーマこども、子育て、教育、次世代育成 / 食 / 地域活性化 / 農業、林業、水産業 / コミュニティ・まちづくり、住まい / 働き方改革、健康経営、ワークライフバランス / 海外支援・協力、国際交流 /

私たちの共創チャレンジ

日本の農業における後継者や担い手不足の問題、さらには今後懸念されている日本の労働力減少や少子高齢化問題解決策として、日本と友好国であるバングラデシュ人民共和国の若い労働者を受け入れ、農業の活性化を図ります。バングラデシュで働きたくても仕事がない若い労働者も存在する一方、日本では農業分野においては仕事があっても従事者がいないという労働市場における構造の非対称性が存在しています。これらを打破するために、私たちがそのプラットフォームを作りたいと思っています。

シンガポール政府が、国や地域の発展のために行っている「地域の労働力により自国の産業を活性化する」という制度も参考にプラットフォームを形成できればと考えています。

これにより、異文化交流の促進だけではなく、日本の農村文化の発信にもなり、より世界に日本文化の素晴らしさを伝えることにもなります。最終的な目標としてはあらゆる分野で「世界の非対称」の是正を目指しています。

未来への宣言

私たち「CHOWA Japan」は、バングラデシュ人民共和国と日本国との農村文化的架け橋となることで、日本の農林水産漁業に新たな担い手を育てつつ、新しい形の「多様性と調和に満ちた農村社会」を形成します。これは両国の自国民としてのアイデンティティをさらに高みへ導き、より活力のある人生に寄与すると信じています。

きっかけ

私たちの出会いはあるプロジェクトを通じてですが、お互いの強みと国内外のネットワーク(特に農業)を活かして今回のチャレンジを行うことを決めました。日本の農業、農漁村文化・コミュニティの持続的な発展を目指しています。

主力メンバーの紹介をします

○亀原貴史(かめはら たかふみ):大学卒業後JA(農協)へ就職し18年務めた後、営農型太陽光発電(ソーラーシェアリング)の可能性を探求するために太陽光発電の会社へ転職し、現在は農業法人をルーツに持つ営農型太陽光発電の会社で農家訪問を含む開発業務をメインに行っています。一方で、自然栽培米づくりにチャレンジもしており、将来は自給的な生き方を目指しています。

○西澤秀之(にしざわ ひでゆき):明治大学出身、元日商岩井、双日という職歴を持ち、現在は米国のユダヤ系大手鉄鋼関連企業の幹部をしており、海外在住歴が30年以上で現在はシンガポール在住。国外に多くの人脈を持っています。

全く異なる経歴の私たちのチームだからこそ発揮できる相乗効果があると考えています。

取組の展開

今後展開したい地域・方法バングラデシュ人民共和国
共創を希望する方々・日本の法人や個人でバングラデシュにビジネスを展開したい方
・農業法人の経営者で、バングラデシュに農産物を輸出したい方
・日本の農業技術を外国に広めたい方
・海外資源で日本の支援を行いたい方
・職業訓練をされた若い労働者の方(バングラデシュ人民共和国 国籍)

大阪・関西万博のテーマとの関わり

「いのち輝く未来社会のデザイン」という壮大なテーマですが、私たちが民間外交的に活動することで、バングラデシュと日本の関係にさらなる発展が期待できます。万博という人やモノがあつまる壮大なイベントにおいて、新たな日本のあり方を世界に示すことにもなります。

SDGsとの関わり

経済成長だけが是とされる時代ではなくなり、地球の有限な資源を全人類が「奪い合い」ではなく「分かち合う」ことが大切であると私たちは考えています。食料やエネルギーの分野のみならず、働市場においても「非対称性」は存在しており、私たちの活動が問題解決の一助となればと感じているからです。海外支援というイメージよりは、むしろ海外資源で日本の支援という側面もあります。今回のチャレンジはバングラデシュ人民共和国と日本国とのパートナーシップで目標達成へ向かいますが、未曽有の少子高齢化社会を迎える日本にとっても大きなチャレンジとなるからです。(17の選択理由)

日本の農業分野においては担い手不足が顕著な課題ですが、これは農林水産漁業全体でも当てはまることです。一方、バングラデシュでは若い労働者が数多くいて、農業に従事する人が45%を超えています。将来的にはアジア全体の発展も視野に入れていますが、まずは日本の農業や農村社会が抱えている課題を解決できるように活動をします。これにより陸の豊かさも、海の豊かさも守る活動につながっていくこととなります。(14、15の選択理由)

今回のチャレンジ目標が達成されることで、少子高齢化のある意味「先進国」である日本の事例は、近い将来、世界にとっても重要な意味を持つと思われます。

お問い合わせ先:chowajapan2023@gmail.com

(CHOWA Japan 亀原)