障がい者差別のない平等な情報社会の実現

共創チャレンジ

2023.02.27

法人

チーム名大阪・関西国際Webアクセシビリティ推進委員会(仮)
共創メンバー三島 奨輝、渡部 カディール 裕就
主な活動地域日本 / 大阪
活動テーマ地域活性化 / コミュニティ・まちづくり、住まい / DX(デジタルトランスフォーメーション) / 人権 / 大阪・関西万博の内容周知、テーマや意義の発信 / こども、子育て、教育、次世代育成 / 観光、インバウンド / 生物多様性、自然環境、生物 / ものづくり、サービス / 環境、エネルギー / ダイバーシティ、インクルーシブ / ロボット、AI /

私たちの共創チャレンジ

大阪・関西万博のメイン会場でもある大阪から、未来社会のデザインとする「ホームページのバリアフリー化」を推進し、日本の情報社会を平等に利用できるためのWebアクセシビリティのファシリテーターとして牽引する大阪モデルを世界へ発信する活動。

Activities to disseminate the Osaka model to the world from Osaka, the main venue of the Osaka-Kansai Expo, promoting "barrier-free websites" as the design of the future society and leading as a facilitator of web accessibility for equal access to Japan's information society.

未来への宣言

Webアクセシビリティを大阪・関西万博の2025年までに認知度と理解度の水準を上げ、2030年までに実現することを目指しています。

※Webアクセシビリティとは、障害を抱えている人がウェブサイトを効果的に利用するためのルールであり、行動、そしてコード標準(開発)、デザイン、ガイドラインの総称であると私たちは定義しております。Webアクセシビリティで最も大切なことは、「障害」の考え方であり、日常的に障害を抱えている方に向けて対応するものではありません。Webアクセシビリティとは、いつでも、どこでも、だれにでも、いついかなる環境においても、環境によって発生している障害(バリア)を解決する手段を幅広く提供することであり、共通の課題を解決することで助かる人々のことを忘れてはなりません。

(文字数制限により英語表記を差し込むことができないため、翻訳ツールをご活用されるか、弊社のホームページをご確認ください。)

きっかけ

指定管理者制度を採用している公の施設、指定管理施設をご管理されているお取引先より「障害福祉センター」のホームページをお預かりさせていただく機会があり、そこでWebアクセシビリティの存在を知りました。
私たちの開発技術の特徴は、Webデザインのスキルを最大限表現できるビジュアルエディターツール「Webflow」を取り扱っていることでした。
WebアクセシビリティのデザインとWebサイトの構成には、高度なデザイン制作技術が求められるため私たちにとってはスキルを最大限活用できると確信し、研究とテスティングを2年間行いました。
私たちはWebアクセシビリティを合理的に配慮したデザインと構成を提案し、開発・実装することによりユーザーが得られる体験価値(UX)を改善してきました。
ISOは1998年に定められた国際規格であり、私が生まれたのは1998年です。そして、弊社の業務はWebデザイン制作。この日本のWebサイトのアクセシビリティ問題を解決することは私の使命であり、運命であると自覚しております。

We had the opportunity to take care of the website of the "Disability Welfare Center" from a business partner who manages a public facility that employs a designated manager system and a designated management facility, and that is how we came to know about Web accessibility.
One of the features of our development technology was that we were dealing with "Webflow," a visual editor tool that allows maximum expression of web design skills.
We spent two years researching and testing, convinced that we could make the best use of our skills, since

取組の展開

今後展開したい地域・方法まずは、国内外問わず「障害者差別解消法」の対象となる都道府県・市町村などの役所や、会社やお店などの事業者が、あらゆる環境下で発生している障害(バリア)を解消していきます。そのためには、Webアクセシビリティという認知度の普及と理解してもらうためのトレーニングが必要不可欠です。
私たちのWebアクセシビリティに関する知識と問題解決のためのITリソースを惜しみなく提供し、情報を発信して参ります。

最後に、社会課題であるWebサイトのアクセシビリティ問題を解決するためには、国際的なガイドライン(WCAG)と情報通信アクセス協議会ウェブアクセシビリティ基盤委員会(WAIC)が公開している「JIS X 8341-3 2016」を取り入れた適切な開発技術をホームページに取り入れるには高度なエンジニアとWebアクセシビリティのことを適切に理解している専門家が必要不可欠となります。そのためには高額なコストが必要とされてきましたが、機械学習型AIツール「WATSON AI」を弊社は提供することにより、Webアクセシビリティを取り入れるための金銭的な障害(バリア)を解消しております。

(文字数制限により英語表記を差し込むことができないため、翻訳ツールをご活用されるか、弊社のホームページをご確認ください。)
共創を希望する方々・日本全国の障がい者施設、高齢者福祉施設などの社会福祉施設の関連企業
・地方自治制度により指定されている政令指定都市
・日本全国の指定管理者制度を採用している公の施設
・日本全国の小中学校の教職員
・その他、情報を発信することに対して、「誰一人取り残さない」ための平等な情報社会実現に向けて共感いただける事業者様

・Companies related to social welfare facilities such as facilities for the disabled and elderly throughout Japan
・Government-designated cities designated under the local government system
・Designated management facilities throughout Japan
・Teachers and staff of elementary and junior high schools throughout Japan
・Other businesses that share our commitment to the realization of an equal information society so that "no one is left behind" when it comes to the dissemination of information.

大阪・関西万博のテーマとの関わり

いのち輝く未来社会のデザインにおいて、私たちは「いつでも、どこでも、誰にでも。平等な情報社会の実現」をミッションとし、デジタル庁のミッションである「誰一人取り残されない、人に優しいデジタル化」の推進を図る経済人として次代へと先駆ける先導者である自覚を持って、「誰もが輝ける未来社会」の実現を目指します。
また、基本計画のうち、「未来の技術と社会システムが見える万博」と「本格的なエンターテイメントを楽しめる万博」、そして「快適、安全安心、持続可能に取り組む万博」を達成するためには、Webサイトへのアクセシビリティ問題を解決する必要性があります。

いのち輝く未来デザインの中に、健常者だけを取り上げることは差別であり、インターネットの恩恵を受けることのできる権利は平等にあることを証明する機会だと思います。

SDGsとの関わり

(日本語文)
ゴール10:人や国の不平等をなくそう
ゴール16:平和と公正を全ての人に
ゴール17:パートナーシップで目標を達成しよう
上記の目的において、Webアクセシビリティは非常に重要な役割を果たします。Webアクセシビリティを導入することで、障がい者や高齢者、異なる言語や文化を持つ人々など、多様な背景を持つ人々が情報にアクセスしやすくなります。これにより、情報にアクセスする機会が均等になり、社会的な不平等が解消される可能性があります。また、Webアクセシビリティを導入することで、より多くの人々がウェブサイトを利用できるようになり、ビジネスや組織にとって新たな市場や機会が生まれる可能性もあります。

(以下、英文)
Goal 10: Eliminate inequality among people and nations
Goal 16: Peace and Justice for All
Goal 17: Achieve our goals in partnership

Web accessibility plays a very important role in the above objectives: it makes information more accessible to people with diverse backgrounds, such as people with disabilities, the elderly, and people from different languages and cultures. This may lead to equal opportunities to access information and reduce social inequalities. Web accessibility can also create new markets and opportunities for businesses and organizations as more people are able to use websites.

問い合わせ窓口

Bananalabo(バナナラボ)

ホームページはこちら

このチャレンジの投稿

  • 共創パートナーに「株式会社マネイク」様が参画して頂きました!

    活動報告 「株式会社マネイク」より私たちの共創チャレンジ「障がい者差別のない平等な情報社会の実現」のWebアクセシビリティ推進活動に支援表明をいただきました。 共創パートナーである、株式会社マネイク様は「金融」×「教育」=マネ育®︎をスタンダードにすることを目指しており、私たちの掲げるmission「いつでも、どこでも、誰にでも。平等な情報社会の実現」に共感していただき、パートナーシップを結ばせていただけることが決まりました   株式会社マネイク様の共創パートナーページはこちら   私たちの取り組みについて Webアクセシビリティを取り入れるためには、まず「障害」ということへの捉え方から再定義をしていきたいと考えております。 「障害」に対する考え方、捉え方は人それぞれではあると思いますが、常に障害を抱えている方だけがWebアクセシビリティの対象ではありません! 私たちにとってのWebアクセシビリティとは、「あらゆる環境下において障害(バリア)を抱えている人が、効果的に利用するためのルールであり、選択肢であり、コード標準(開発)であり、デザインであり、ガイドラインの総称である」と定義しております。 つまり、いかなる環境でも、何不自由なく情報にアクセスできる選択肢を増やすことであり、私たちは最大限のITリソースを活用して「平等な情報社会の実現」に取り組んでまいります。     私たちの共創チャレンジの取り組みは以下の通りとなります。 『障害者差別のない平等な情報社会の実現』 ▶︎( https://team.expo2025.or.jp/ja/challenge/1027 ) 詳しくは弊社の特設サイトをご覧ください。 ▶︎ https://www.bananalabo.com/expo2025 【こちらの画像は株式会社マネイク様より許可を得て使用しております】

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  • 共創パートナーに「パーソルダイバース株式会社」様が参画して頂きました!

    活動報告 「パーソルダイバース株式会社」より私たちの共創チャレンジ「障がい者差別のない平等な情報社会の実現」のWebアクセシビリティ推進活動に支援表明をいただきました。 共創パートナーである、パーソルダイバース株式会社様はニューロダイバースシティの推進により、多様な脳機能の特性を持つ方々が活躍できる社会を創ることを目指しており、私たちの掲げるmission「いつでも、どこでも、誰にでも。平等な情報社会の実現」に共感していただき、パートナーシップを結ばせていただけることが決まりました   パーソルダイバース株式会社様の共創パートナーページはこちら   私たちの取り組みについて Webアクセシビリティを取り入れるためには、まず「障害」ということへの捉え方から再定義をしていきたいと考えております。 「障害」に対する考え方、捉え方は人それぞれではあると思いますが、常に障害を抱えている方だけがWebアクセシビリティの対象ではありません! 私たちにとってのWebアクセシビリティとは、「あらゆる環境下において障害(バリア)を抱えている人が、効果的に利用するためのルールであり、選択肢であり、コード標準(開発)であり、デザインであり、ガイドラインの総称である」と定義しております。 つまり、いかなる環境でも、何不自由なく情報にアクセスできる選択肢を増やすことであり、私たちは最大限のITリソースを活用して「平等な情報社会の実現」に取り組んでまいります。     私たちの共創チャレンジの取り組みは以下の通りとなります。 『障害者差別のない平等な情報社会の実現』 ▶︎( https://team.expo2025.or.jp/ja/challenge/1027 ) 詳しくは弊社の特設サイトをご覧ください。 ▶︎ https://www.bananalabo.com/expo2025 【こちらの画像はパーソルダイバース株式会社様より許可を得て使用しております】

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  • 「TEAM EXPO 2025」プログラム 公式WEBサイトの英語版に協力する機会をいただきました❗️

    「TEAM EXPO 2025」プログラム公式WEBサイトの英語版に協力する機会をいただきました 恐縮ではありますが、共創チャレンジに申請した際に、万博協会のご担当者様よりお声かけをいただきました。具体的には、アプリケーションフォームのサンプルとして、私たちの共創チャレンジ内容を英語表記部分を提示していただきました。 共創チャレンジの取り組みは以下の通りとなります。『障害者差別のない平等な情報社会の実現』▶︎( https://team.expo2025.or.jp/ja/challenge/1027 )詳しくはEXPO2025の公式HP>HOME>ニュース>お知らせ内に記載されている「「TEAM EXPO 2025」プログラム公式Webサイト英語版を開設しました」をご覧ください。▶︎ https://www.expo2025.or.jp/news/news-20230413-04/(英語版はこちら)▶︎ https://team-en.expo2025.or.jp   【こちらの画像は万博協会様より許可を得て使用しております】

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