私たちの共創チャレンジ
2024年春、北陸新幹線が福井県に延伸します。
日本海の海の幸に恵まれた福井県の『海の魅力』と標高1,000mのウェルネスリゾート軽井沢町の『高原の魅力』を、首都圏や関西圏などに対して相互に発信し、北陸新幹線を軸とする『ヒト』や『モノ』の往来活性化に取組みます。
また、大阪・関西万博の開催を通じて、国内外から訪れる多彩な人たちとの交流も目指します。
未来への宣言
両県町の豊かな自然、食、文化を通じた交流の拡大により、地域を元気に輝かせます。
きっかけ
福井県と軽井沢町は、北陸新幹線でつながることを見据え、双方の魅力を発信し、観光振興や経済・文化での交流促進を図るため、令和4年3月、相互発展に向けた連携協定を締結しました。
これまで、福井県は軽井沢町で、軽井沢町農産物等直売施設「軽井沢発地市庭」での海産物の出張販売や、八田別荘(日本人として初めて軽井沢に別荘を建築。建築主は、福井出身の八田裕二郎)での越前焼を使った「越前・陶のあかり展」など数多くのイベントを開催。地元の方々や観光客に福井の魅力を感じていただきました。
一方、軽井沢町は福井県で、食をテーマとしたPRイベントを開催。高原野菜やスイーツなどの販売を通して、福井県民に軽井沢の魅力を発信しました。「採れたてキャベツとドレッシング無料試食会」には行列ができるなど大いに盛り上がりました。
また、軽井沢町の婚姻届記念台紙に、福井県の伝統工芸品である越前和紙を採用し、発行を開始しました。
さらには、福井県の温泉地である「芦原温泉」の「あわら温泉女将の会」が軽井沢町訪問し、福井のPR。両県町のロータリークラブ同士による連携協定の締結や、「しなの鉄道」主催の鉄道イベントへの福井県地方鉄道事業者の参加など民間同士の連携も始まっています。
今後も北陸新幹線の延伸に先行し、相互交流をさらに進めていきます。
大阪・関西万博のテーマとの関わり
『ヒト』や『モノ』の交流が活発になることで、地域が活性化し、イキイキと輝きます。
私たちの取組みとして目指す北陸新幹線を軸とした大交流は、大阪・関西万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」に繋がるものと考えます。