共創パートナーである阪南市をフィールドに、Adecco が提供する、SDGｓ人財育成のためのビジョン発見プログラム「IKIGAI Compass」を掛け合わせた、人財育成プログラムを提供します。また、持続可能な社会を創ることを自らの生きがいとする人財を育成する機会を提供し、本プロジェクトの成果を全国・世界に展開できるよう発信します。

　SDGs 8-5 働きがいのある人間らしい仕事ができる人を1人でも多くこの取り組みを通じて輩出します。そのため、SDGs4-5につながるIKIGAI Compassを阪南市を舞台にして行います。

　労働生産性が相対的に低いと言われる日本において、その要因にウェルビーング、ワークエンゲージメントが低いことがあげられます。人生100年時代といわれる中で、”働く”を持続可能にするためには、自分自身に仕事を通じてこうありたいと願う想いや考え（ビジョン）を有することが必要と考えます。自分自身に向き合い、他者との交流から気づきを得て、SDGｓと自分の働き方を自ら考えることのできる人財が、1人でも多く求められる状況であり、この課題解決が労働生産を高めるために極めて重要です。特に社会人としての門出に備える学生にとっては、このような機会を増やしていくことが将来の持続可能な社会に必要不可欠であると考えます。
　Adeccoでは、人財サービスのグローバルリーダーとして、学生がワクワクし、社会に出て躍動するためのプログラムが数多くあります。CEOを含むCクラス体験ができるインターン「CEO for One Month」、「若者の就業支援事業の受託実績」「若者の就業意識グローバル調査」などです。また、日本では、学生が躍動して社会に出るためにはどうすればよいのかに焦点を絞った取り組みで、アクティブラーニングとキャリアコンサルティングを用いた、ビジョン発見プログラム「IKIGAI Compass」を開発し、自身のIKIGAIとビジョンの言語化に向けた独自性のある思考力鍛錬のプログラムがあります。
　阪南市では、学校教育における認知スキル習得の向上のみならず、いわゆる”生きる力”と言われる非認知スキルの向上に関する取り組みに力を入れています。今回、包括連携協定を行っているAdecco Groupのビジョン発見プログラムを取り入れ、イノベーションを起こすことにより、SDGsの達成に自ら行動できる人財の輩出を可能とするモデリングができると信じ、大阪・関西万博という機会における共創活動にチャレンジをします。
　アフターコロナにおける阪南市の成長や、2025年大阪・関西万博の成功を見据え、自分の存在意義と社会課題解決テーマを自ら発見する若手人財の育成アデコグループと共創パートナーである阪南市とが連携して本プロジェクトに取り組みます。

参考動画
IKIGAI Compassとは
https://www.youtube.com/watch?v=CPzWXHHSm48

　いのち輝く未来社会のデザインは一過性のものではないと考えます。この大阪・関西万博という機会で、ビジョンを発見する人財が1人でも多く輩出することで、いきいきと働く人があふれる社会につながると考えております。本活動の成果を大阪・関西万博を通じて全国・世界に発信することは、新たな人財育成「ビジョン発見につながる非認知スキルの向上」を拡げる好機と考えます。