本市は、第2次観音寺市総合振興計画で「みんなで奏でる”にぎわい やすらぎ ときめき”の都市(まち)〜元気印のかんおんじ」を将来像として掲げ、その実現をめざしている。そして、この将来像をめざすうえで必要となる7つの基本目標を設定しており、「自然と共生した美しく快適なまち」はその基本目標の一つである。
具体的には、環境保全活動の推進や美しい景観の形成、公園・緑地及び水辺の整備、上下水道の整備、ごみ処理体制やし尿処理体制の充実、墓地・斎場の整備などに取り組むこととしている。また、環境保全活動の推進や美しい景観の形成を効果的に進めるために第2次観音寺市環境基本計画を策定するとともに、地球温暖化対策実行計画を策定して再生可能エネルギーの普及拡大や省エネルギー行動の促進、低炭素なまちづくりの推進や気候変動への対応などの施策に取り組んできている。さらに、本市では2050年までに市域の温室効果ガス排出量を実質ゼロにすることをめざす「ゼロカーボンシティ宣言」をしており、地球温暖化対策に対して積極的な取組みを行っていることから、今後はこれらの実績も踏まえ、地方自治体としての責務を果たしつつ、国や県、民間事業者等との連携も重視することにより、持続可能な未来のために積極的に取り組んでいく。